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ダライ・ラマ法王,ブッダ・ガヤ 続報

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2002年1月27日
ムンバイ(ロイター通信)

ムンバイの病院に入るダライ・ラマ法王
(写真 ロイター通信)

「ダライ・ラマ、体調不良で入院」

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(66)が、体調不良のため滞在先のインド・パトナ郊外からムンバイの病院に搬送された。

病院関係者は「ダライ・ラマは元気だ。話すことも動くこともできる。予防策として、パトナから搬送された」とし、「腹部に痛みがあり、胃が不調のようだ」と述べた。医師団が、超音波検査など詳しい検査を続けている。

関係者は、胃にしこりが見つかったのかとの記者団の質問に対し、まだ何も確認できておらず、検査結果は28日朝にも判明する、と述べた。また、検査結果から異常が見つからなければ、28日にも退院できる見通しという。

ダライ・ラマはチベット仏教最大の宗教行事のひとつ「カーラチャクラ」(時輪)法話会出席のため、パトナ郊外のブッダガヤに滞在中だった。

そして、ブッダガヤでは…

1月25日午後、宗教舞踏がナムギャル僧院の僧侶、TIPAや韓国のアーティスト達によって披露された。同時に、特別法要が高位のラマ達によって催され、全ての法要には、ブッダガヤに集まった数万の帰依者が多数参列した。

カーラチャクラ・マンダラの一般拝観が1月26日早朝から始まり、夕方遅くまで丸一日続いた。27日朝、拝観が再び始まり、午後遅くまで続けられた。

また、今日(28日)の朝には、ガンデン・ティ・リンポチェによる白ターラー菩薩の長寿の灌頂と特別法要が営まれる。